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最近、MDT(Mechanical Diagnosis & Therapy、マッケンジー法)について詳しく知りたいというお問い合わせを頂いています。HPのMDTページにも載せておりますが、詳細まではお伝えしきれていませんので、すこしずつご案内できればと思います。MDTは、1957年にニュージーランドの理学療法士、ロビン・マッケンジー先生によって開発されました。現在、世界30カ国以上で支部があり、国際学会も定期的に行われるなど、世界中で広く普及している信頼性のある治療法です。

MDT(マッケンジー法)創始者 ロビン・マッケンジー

MDTの特徴は、クライアント自身が症状を管理し、予防法を学び、自分の健康をサポートする方法に重点を置いています。具体的には、独特の分類法でカテゴリー分けし、適切な治療方針を決定します。分類は、早期に改善するタイプ、時間をかけて改善するタイプ、その他のタイプに大別され、さらに詳細に分類されます。この分類をもとに、セルフマネージメントのアドバイスが提供されます。

では、分類を特定するプロセスを詳しく説明しましょう。

まず、問診を行います。クライアントの症状の詳細を尋ね、どこに痛みやしびれがあるのか、症状が始まった経緯や悪化する要因、痛みが和らぐ動作や姿勢などを詳しく聞きます。また、生活習慣や仕事、心理的な要因、併存する他の疾患などについても詳しく聴取し、分類を予測します。

次に、その予測に基づいてエクササイズや姿勢検査を行います。この際、一つのエクササイズや姿勢保持検査の前後での症状の変化(改善、悪化、変化なし)を観察していき、その作業を数種類行った結果に基づき分類を特定します。通常、早期に改善が見られるケースが多いので、全体の約70-80%に該当します。ゆっくりと改善するケースは約5%であり、その他のタイプが約10-15%です。

タイプの詳細については、別の機会にお話しできればと思います。タイプが特定できれば、それに即したマネージメントプランも決まってきますので、一定期間実行していただき、改善の進捗を評価していきます。改善が思わしくない場合には再検討していきます。

以上が一連の流れになります。セラピストとクライアントが一体となって協力して行う必要がありますので、十分な説明と密にコンタクトを取れる環境(メールやオンラインででのフォロー)にも重点を置いています。

今回はMDTの流れについて詳細をご説明させていただきました。MDTにご興味を持たれた方はお気軽にお問合せフォームよりご質問ください。

Functional Body Care Japan (三軒茶屋、国立、日野)

ファンクショナル ボディ ケア ジャパン 

MDT リンパドレナージ&ヨガ マッケンジーロール

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