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半月板病変は、整形外科領域でよく見られる疾患であり、幅広い年齢層の患者さんに発症する可能性があります。特にアスリートは、そのキャリアにおいて半月板にかかるストレスが増大し、半月板病変のリスクを高める可能性があります。しかしながら、半月板が損傷していてもそれが膝の痛みにつながるとは限りません。2016年に行われた質の高いシステマテックレビューによると、無症状(膝の痛みのない)のアスリートの27.2%(105/386)が半月板損傷が見られ、3.9%(15/386)に半月板の断裂が見られたという報告があります。さらに興味深いことに、無症状のピボットスポーツ(バスケットやサッカーなど足の捻りが多いスポーツ)を行っていたアスリートの半月板損傷の率は15.3%でしたが、それに対し非ピボットスポーツの方々の半月板損傷の割合が54.5%と高い値を示しています。つまり、スポーツの激しさと半月板損傷の度合いは相関しておらず、たとえ画像上半月板損傷が見られても、痛みが必ず出るとは限らないということを表しています。

もし半月板損傷や半月板断裂と診断され、「もう痛みは治らないもの」と思っているのであれば、その考え方を見直すことをおすすめします。MDTでは、画像所見とは異なる検査を行い、あなたの痛みの原因を探索していきます。膝の痛みを治す方法を見つける可能性がありますので、お困りの方はぜひ一度ご相談ください。

Functional Body Care Japan(三軒茶屋、国立、日野)

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